最強の投資家バフェット |牧野 洋
最強の投資家バフェット
牧野 洋
日本経済新聞社 刊
発売日 2005-04-29
価格:¥780(税込)
バフェットとその周辺の人々 2005-09-23
新聞記者が書いているということもあるのか、ドキュメンタリー
と物語のような独特の感じのする本です。
ひとつのテーマは、時間の経過に沿ってなされ、バフェットの
関わる前の状況から書かれ全体像はわかりやすので、流れるよう
に読めます。臨場感があります。
コカ・コーラにしても、常によかっただけではなかったとか。 この本の登場人物は大きく3種類に分かれ、バフェット本人、
他の経営者や株主、そして著者です。
著者はひとつのテーマなり出来事の解説者であり、観測者として
出来事の時間経過の途中で、用語の説明や状況の整理をしつつ、
自分の意見や日本との比較を行ってます。 これらのことで、バフェット本人の考えのみを考察するという
より、バフェットの周辺の経営者が何をしたか思ったかがよく
分かる。その中でバフェットをどう思っているか、またバフェット
は何をして何を言ったかが分かる。 自分個人は最初読んだときは、ところどころの文に、大いに刺激
されもしました。
例えば、ドラッガー流の従業員主義と矛盾しないだとか……
ただ、他のバフェット本を読むにつれ、ところどころ微妙に
著者のコメントとバフェットの真意がずれてると感じるところ
出てきました。 あとは、個人的に残念に思うのは、これだけ調べているのに、
フィッシャーとの関わりが書かれていない点。文中に、グレアムで
はないバフェット独自のという記述が幾つかでてきますが、これは
フィッシャーだなぁとか。
また、参考文献が載っているのですが、著者は翻訳があるものも
すべて英文の原書を参考にしたという点は、利点でも欠点でもあり
ます。というのも日本語で日本の読者を対象としているのに、
翻訳本の解説や注釈を著者は知らないということです。よい本ではあります。
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この記事は2006/6/3に作成しました。
